闇のパープルアイ 最終話 感想・原作比較

闇のパープルアイ 最終話 感想・原作比較



倫子を暁生と麻衣で救出する。

(10巻102ページ)



コミックス版では

慎也は病院無理やり退院し自宅療養中を抜け出し、曽根原との決着をつけに行く。

麻衣が家に帰ったので再入院予定。

(10巻50〜57ページ)




ドラマ版では

暁生と麻衣に救出された倫子は

慎也の入院している病院へ行く。



倫子と慎也の再会。



麻衣は二人の様子を見て複雑な心境。

暁生の愛の告白。


しかし、麻衣は気分ではない。




コミックス版では

曽根原の所へ倫子の存在を調べに行ったり

いろいろしている間に、麻衣は暁生の存在を徐々に意識するようになる。




ドラマ版とコミックス版、

時間の経過が違うので無理があると思います。

人を好きになるにも時間がかかる。



この人と行動を共にしてもよいと考えられるかは

それなりの時間が必要だと思うのですが

ドラマ版の麻衣に関するストーリーは

短くまとめられすぎているように感じられるので

麻衣の言うように同属なら・・・と言うのも納得です。



でも、暁生が遠回しに口説いたって・・・

と言う台詞は、慎也が事故にあった直後に

出ています。

(8巻171〜181ページ)





ドラマでは

倫子、慎也、麻衣とでピクニックに行きます。

そこへ暁生も呼ばれてくる。

暁生を呼んだのは倫子。



これはドラマだけで

コミックスにはこのような平和なシーンはありません。



でも、ここにこういうシーンを入れた事は

私は倫子に対して

夢がかなって良かったね。

今までのもの全てが報われるよ。

と言いたいです。



しかし、ピクニックへ行っている間に曽根原は・・・

慎也と麻衣の家を・・・

しかも慎也の同僚の男性も曽根原の手先だった様子。


これは、住居不法侵入罪が適用されるはず。

強盗罪は?

金目のものは盗まずに麻衣に関するデータだけが盗まれたという事は

慎也は自分の研究資料を盗まれたのだから

何か言える筈なのだが・・・

でも、警察に研究について聞かれたときに困るか?




コミックス版では、倫子を救出し

慎也と麻衣が合流した時

慎也は自分の怪我がまずい状態だと悟り

慎也は麻衣に鍵を渡す。

(10巻115〜123ページ)



その後、麻衣は鍵をどこかで落とし

曽根原はそれをみつけ、慎也の書斎を荒らしに来る。

(11巻25〜29ページ)



ドラマ版では

麻衣は能力を使っても細胞に衰えがない。

だから麻衣の血清を変身人間に使えば短命種を治せる。

この結論に慎也は気づく。

そして同僚の人に頼み作ってもらう。



しかし、コミックス版では

その事に気づく前に慎也は死亡。

(10巻146〜11巻19ページ)



ドラマでは

曽根原が慎也の書斎を荒らしに来た時

麻衣は曽根原に拉致される。

そして曽根原から変身人間は短命種と聞かされる。


コミックス版では

短命種のことを麻衣は暁生から聞かされる。

(9巻77ページ)
(9巻180〜185ページ)



曽根原は慎也から奪ったデータを見て

麻衣の血液から血清を作れば短命種が治せるとわかる。

そして血清を作る。

(11巻66〜75ページ)
(12巻10〜35ページ)




ドラマでは


麻衣が曽根原に捕らえられ

麻衣を救出しに行った暁生も曽根原に捕らえられ

慎也と倫子も危機的状況になる。




コミックス版では

倫子を麻衣と暁生が救出した後

慎也が曽根原に・・・



そして、火事の中、慎也が銃殺され

麻衣を逃がすために倫子は慎也と共にシャッターの向こう側へ。

(10巻100〜11巻23ページ)



ドラマでは

慎也が倫子と麻衣に言う。

この血清で倫子の身体が良くなったら

変身人間など知らない海外へ行って静かに暮らせばよいと。



コミックス版では

暁生が榊に二人分のパスポートと航空券を用意するように言う。

(12巻40〜42ページ)




ドラマでは

麻衣は

父親である慎也を失い、やっと会えた母、倫子も失い

暁生も行方不明。

麻衣の手に血清は残されたが

一人ぼっちになっちゃったとつぶやく。



コミックス版では

麻衣にとって慎也は非常におおきな存在であったように見える。

倫子と慎也が火事で死に

暁生と家に帰って来た時に麻衣の消失感は非常に大きい。

(11巻25ページ)



ドラマでは

麻衣は曽根原からの電話により

暁生がテレビに出演する事を知る。



コミックス版では

暁生と麻衣が自分から曽根原の下へ行く。

(11巻103ページ)


麻衣が偵察に行った時

社員の会話からテレビの話を知る。

(11巻114ページ)


閉じ込められている榊の言葉。

(11巻122ページ)
(11巻137〜12巻8ページ)




曽根原はテレビ出演の準備を着々と始める。

(12巻47〜62ページ)


麻衣はテレビ局へ行き

生放送中に暁生を、豹をスタジオに放すと脅す。

(12巻70〜74ページ)


麻衣はテレビ局の屋上に曽根原を追い詰める。

(12巻75〜89ページ)



ドラマでは

死んだと思った倫子登場。

麻衣のペンダントになっている倫子の牙を曽根原に投げつけ

曽根原はパラボラアンテナに身体を突きぬかれ

曽根原が仕掛けた爆薬でテレビ局爆発。



コミックスでは

屋上に豹に変身した暁生が来る。

壊れた鉄パイプ(?)を暁生が咥えて曽根原に投げつけ

曽根原が仕掛けた爆薬でテレビ局爆発。

(12巻90〜117ページ)



麻衣は身の軽さにて脱出。

(12巻109〜114ページ)



ドラマではそのまま暁生と二人で国外へ。



コミックス版でも・・・

途中いろいろあったものの、無事国外へ。

(12巻117〜139ページ)




改めてこの闇のパープルアイを読み返し

篠原先生の書きたいのは純愛なんだなと感じた私です。


ドラマ版、闇のパープルアイ

麻衣と暁生のストーリーに不満はあるものの

コミックス版では出てこない、倫子が度々言う台詞の中で

やはり純愛を感じる私です。



7巻から連載時にCMとして使われた場所に

篠原先生が書かれた、製作裏話が書かれています。


7巻137ページ

1、倫子の名前の由来。



7巻169ページ

2、曽根原先生の別荘



8巻12ページ

3、小田切貢の名前の由来



8巻50ページ

4、水島慎也の名前の由来



8巻80ページ

5、曽根原薫子の名前の由来



8巻116ページ

6、水島麻衣



8巻152ページ

7、高階暁生

(外伝として暁生が生まれた日について篠原先生は書いているのだが
それが収録された単行本が現在私の手元に無いので曖昧な記憶しかない)



9巻166ページ

8、なぜ豹の目を紫にしたのか?


闇のパープルアイ (1-12巻 全巻)

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