ツバサ・クロニクル 24 1/3

ツバサ・クロニクル 24 1/3


死闘のヤイバ。



ぁ・・・ぁ・・・



うわぁ!



じゃぁ、また。
小狼



う!
あ!



小狼くん!



駄目だ、姫!
来てはいけない!



小狼くん!



姫、逃げてください。



ううん。
嫌。



でも、このままじゃ・・・



ぁ・・・



いいの。



姫。






この国の人々は
全て消え去り
そして小狼も・・・
死んだ・・・

これで僕を邪魔するものは
居ない。






ぁ・・・



鬼児たちが・・・



あれは・・・



あぁ。
おれも市役所の資料で見た事がある。



イの三の鬼児だ!






さくらの羽根を感じるの。
でも、何か変な感じがする。



来い!

天魔・昇龍閃!
(てんま・しょうりゅうせん)



こいつは、ひでぇ。



後の皆さんはご無事ですか?






小狼やあの魔法使いの他にも
まだ僕を邪魔する人が居たんだね。
僕には時間がない。
そろそろ駒を進めないと。






ぅ・・・



ぁ・・・



本格的におかしくなってきたな。



パーク側はどうしたんでしょう?



このままゲームが強制終了しちまったら
誰が誰だかわかんなくなっちまうよ!



何の話だ?



ねぇ、
ワンコさんやニャンコさんは
現実でも同じ姿なの?



名前は?
ここでの名前じゃなくって
本当の名前はなんつーんだ?!



だから何の話だって?



モコナもチンプンカンプン。



ぁ・・・



なんだ?!



ぁ・・・






夢が終わるのね。
それとも悪夢の始まり?






ゲスト番号
ベータ435691
死亡。
桜都国より強制退去となりました。



ぁ!






時の向こう
風の街へ
ねぇ、連れて行って。



ここは?



白い花の夢かなえて。



ぁ?



ファイさん!
良かった!
生きていたんですね!



ぁ?
ん?



甘い指で
この手を取り
ねぇ、遠い道を



姫!



ぁ・・・



姫!



甘い指で
この手を取り
ねぇ、遠い道を
導いて欲しいの
あなたの傍へ。



小狼くん!



小狼くん・・・



姫・・・



良かった。
無事で。



ぁ・・・



黒剛さん・・・
モコナ・・・



本当に死んじゃったと思った?
でも、死んだんだけどね。
桜都国では。



え?!






ここは桜都国じゃないんだよ。
と言うか、桜都国という国は
現実には存在しない。



ぁ!



オレたちが本当に到着した世界は
ここだったんだよね。
桜花国(エドニス国)の
妖精遊園地(フェアリーパーク)という場所だよ。



フェアリーパーク?



この国の人たちの娯楽施設。
要するに遊び場。
いわば、遊園地かな。



遊園地?



でも私、さっきの卵みたいな物に入った記憶がない。



おれもです。
桜都国に着いた時の事は覚えているけど
ここに来た記憶が全然ありません。

ツバサ・クロニクル 23 感想・原作比較

ツバサ・クロニクル 23 感想・原作比較


この話はコミックス7巻に載っています。


アニメ版ではさくらが自分の羽根を捜して外へ出るのですが

コミックスではさくらは眠ったままです。


小狼と黒剛が帰って来ると

店は壊れはて、モコナが居るのですが・・・


アニメでは

ファイは星史郎さんの鬼児にやられて死亡。

さくらは羽根を求めて・・・


コミックス版では

星史郎さんはモコナ小狼への伝言を残します。

さくらの下で待っていると。



アニメではさくらを探して外へ出ると

星史郎さんが居ます。


星史郎さんは最強の鬼児に会うために・・・

という理由で、小狼くんを消滅。



そこへさくらも来て、一緒に・・・


アニメ版では不思議な光でいろいろな物が消えていきますが

この場面はコミックスにはありません。



第1期最終回へむかい、ラストスパートと言う感じですが


初めてこれを見たときは(コミックスは読んでいなかったので)

羽根はまだほとんど集まっていないのに

ファイも小狼くんも、さくらも死亡・・・?


と思ってしまいました。



記憶を失っても、さくらは小狼くんと一緒に居る事を選ぶ。

やっぱり・・・という感じだったのですが。



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ツバサ・クロニクル 23 3/3

ツバサ・クロニクル 23 3/3




取ろうと思ってるんじゃない。
書かれている内容を確かめたいだけだから。
その本には血を吸って生きる者達のことが
書かれている。



それって吸血鬼の事ですか?



よく知ってるね。



父さんがくれた本にも書いてありました。
でも、あれは物語で・・・



実在するんだよ。
吸血鬼は。



ぁ・・・!



ぼくは
その中の二人を
ずっと探してるんだ。



その探している相手の事が
ここに書かれているんですか?



わからない。
でも、手がかりになるかもしれない。



どうぞ。



いいのかな?

読むだけだ・・・
と言うのは嘘で
このまま本を持って逃げるかもしれない。



あなたの言葉が嘘かどうかは
おれにはわかりません。
でも、その吸血鬼をずっと探してるってのは
本当だと思うから。



この本に書かれている文字は
今使われている物とは違うんだね。



この国の古い言葉で書かれてるって
父さんが言ってました。



古語までは読めないな。



この国の人じゃありませんよね?



そういうきみも・・・
だね?



何処の国から来たんですか?



とても・・・
遠い所から。



その眼は・・・



きみと一緒だよ。



どうして知ってるんです?



さっき本を持って逃げているのを
見ていたからね。
すぐにわかったよ。



何をしている人なのか
聞いてもいいですか?



ハンターとでも言えばいいのかな?
吸血鬼を狩るのが僕の生業だから。



それであんなに強いんですね。

さっき探していると言った二人の吸血鬼も
狩るんですか?

ぁ・・・!



けど、困ったな。
この本を読める人を探さないと。



おれ、読めます。
父さんに教わったから。
その代わり・・・
おれに
戦い方を教えてください。



きみの名前は?



小狼です。



ぼくは星史郎。






あの頃と同じなんだね。
小狼

でも、そう簡単に負けては
あげられないんだ。



ぁ・・・!



鬼児は戦うために作られているから
操るのがなかなか難しい。

必要の無い者を襲ったり・・・





ぼくはイの一の鬼児に会いたいんだ。
イの一の鬼児には
永遠の命を与えるという
特殊能力があるらしい。
まるで吸血鬼のように。



それがあなたの目的ですか?



そうだよ。

イの一の鬼児とは
僕が探している二人かもしれない。
だからぼくはこの世界にやってきた。






ここは?

小狼くん!






強くなったね。
小狼

まだ完全とは言えないけれど
右からの攻撃に反応できている。






ぁ・・・
あ!






最強の鬼児に会うために
それを倒す可能性のある強いものには
消えてもらう。
もちろん、きみにも。

死んでもらわないとね。





うわぁ!



じゃぁ、また。
小狼



あ・・・!



小狼くん!



駄目だ、姫!
来てはいけない!



小狼くん!



姫、逃げてください!



ううん。
いや。



でも、このままじゃ・・・



いいの。



姫。

ツバサ・クロニクル 23 2/3

ツバサ・クロニクル 23 2/3




ん・・・



モコナ、しっかり見ているんだ。
そして、何がおきたのかを
小狼くんに伝えるんだ。



ファイ・・・



ん。



さようなら。



ぁ!



ファイ!

ファイーー!!

あーー!!






製作者に通達。
現状の異変は想定外の力によるもの。






あかん。
この光は・・・



うふ。






新種の鬼児が
いよいよ本気になったみたい。






異常事態!
異常事態!



力が・・・






干渉者のしわざね。






なんだ、これは?



同じ鬼児ばっかりじゃねぇかよ。



さっきの変な光と関係あるのかな?



同段階の鬼児が似通っている事は
よくある事ですが・・・



こうまで同じなのは初めてだぜ。



それに・・・
このところ、ずっと満月のままです。



やっぱりおかしいよね。
最近の桜都国って。



ん?



誰かが余計な事してんじゃねぇだろうな。
ずるして鬼児を退治したりとか。



ずるって、規約違反って事?



もしくは
この国自体に何か問題が発生したか?



だとしたら、全員一時的な国外退去もありえますね。
私たちがここに居たままでは
いろいろ危険もあるでしょうから。



いやだ!



せっかくちっこいニャンコさんと
お友達になれたのに。



ちっこいワンコともっと話したり
戦ったりしてぇよ!
一回、国 出たら
また会えるかどうかわからねぇし。



ですが・・・



だって・・・
この国は・・・

あ!



わんこ?






ファイさん
さくら・・・
無事で居てくれ。






うーん。
ぁーん。






私の・・・
羽根・・・






これは・・・



ひでぇな。



さくら姫!
ファイさん!



ぅぅぅ・・・

小狼・・・
黒剛・・・



モコナ・・・



一体何があった?



二人は?



ファイは・・・
鬼児にやられちゃったの。



なんだと?!



姫は?



モコナ気絶してたからわからない。
もしかすると、あの人が連れてちゃったのかも?



あの人って?



星史郎さんって人だよ。



ぁ!



その人、さくらの羽根を持ってたの!



うん・・・



モコナをお願いします。



勝てる相手なのか?



いえ、おれでは
星史郎さんには勝てないでしょう。



ふぅ。



でも、行きます。



そうか。
勝手にしろ。

ただ、もしもお前が帰らなかったら
後は、俺の勝手だ。



ありがとうございます。






う!



小狼・・・
やっぱり一人で来たね。



姫は何処です?

ファイさんを鬼児に襲わせたのは・・・
あなたですね?



そうだよ。



ファイさんはどうなったんですか?



死んだ。



ぁ!



おれは旅をしています。
探している物があって
ファイさんも一緒に旅をしてきました。

あなたを
このまま行かせる事は
出来ません。



本当に変わらないね。
小狼

きみは
であった頃のままだ。






そいつを渡してもらおうか?



これはおれが買った物です。
父さんが探してた本なんだ。



痛い目みねぇとわからねぇのか?
おい!



うぉ!



てめぇ!



うわぁ!



ぁ!



ん?



ありがとうございます。



礼は必要ないよ。
その本に用があるんだ。

ツバサ・クロニクル 23 1/3

ツバサ・クロニクル 23 1/3


消えゆくイノチ。




ん?
なに?



ファイ
前におっきな湖がある国で言ったよね。
笑ったり楽しんだりしたからって
誰も小狼を責めないって・・・



うん。
それがどうしたの?



ファイの事もね
誰も叱らないよ。
小狼もさくらも、黒剛も
みーんな!



ぁ・・・!



ん?



オレ、いっつも楽しいよ。



でも、笑ってても違う事考えてる。



ぁ・・・

モコナは本当にすごいな。



モコナ108の秘密技の一つだよ。



淋しい人はわかるの。
ファイも黒剛も小狼
どこか淋しいの。

でもね、一緒に旅してる間に
その淋しいがちょっとでも減って
さくらみたいな暖かい感じが
ちょっとでも増えたらいいなって
モコナ、思うの!



そうなると・・・
いいね。



うふ。



いらっしゃいまほう!



ぁ!



すみませ〜ん。
今ちょっとお取り込み中なんですけど。



ここに鬼児狩りが居ますね?



ん!






カフェ、猫の目に
新種の鬼児が現れました。



なんだと?



星史郎さんが?



新種の鬼児は干渉者であるが故に
その行動を予測する事は不可能ですわ。



ぁ・・・






ん!



モコナ、さくらちゃんの傍に居て。



うん。



いらっしゃいませ。
お一人様ですか?



ここに
鬼児狩りが居ますね?



居ますけど、今はちょっと外出中です。



あなたは違うんですか?



オレはここでカフェやってます。



それだけの魔力があるのに?



うーん・・・

あなたもね。



で、うちのわんこコンビに
何の用でしょう?



ん!



ぁ・・・



消えてもらおうと思って。






急げ!



みんな、無事で居てくれ。



あぁ、あなた
ひょっとして星史郎さん?
小狼くんに戦い方を教えてくれたって言う。



小狼をご存知なんですか?



はい。
一緒に旅をしてますから。



異なる世界を渡る旅
ですか?
以前の小狼に移動の力は無かった。
という事は
次元の魔女に対価を渡したのかな?



あなたもですか?

あなたはすごい力の持ち主のようで
世界を渡る魔力は
その魔法具による物でしょ?



さすがですね。

これを得るために
本物の右目は対価として魔女に渡したので。



けれど、その魔力は
回数限定ですよね?

渡れる世界の回数が限られている。



えぇ。
だから、少しでも可能性があるなら
無駄にしたくないのです。
僕が探している二人に逢うために。



!・・・



ファイ!



さくらちゃんの傍を離れないで!



うん。



足を痛めてたんですね。
魔力を使えばもっと楽に逃げられるでしょう。



でも、魔力は使わないって決めてるんで。



命を落としますよ。

そのつもりですか?



最初のころは
それも悪くないと思ってたんだけどね。






う!



だがな
まだ命数尽きていねぇのに
自分から生きようとしねぇやつが
この世で一番
嫌ぇなんだよ。






でも、今はね
生きるのもまんざら悪くないなぁ
な〜んて思ってたりもして。



そうですか。
けれど、こちらも時間が無いんです。



めきょ!

ツバサ・クロニクル 22 感想・原作比較

ツバサ・クロニクル 22 感想・原作比較


この話はコミックス6巻、7巻に載っています。


さくらちゃんが譲刃たちにおくられて店に帰って来る部分は

アニメだけの物です。


そして、そこへ小狼くんと龍王が到着。

新種の鬼児に会ったと伝えるのですが

アニメでは

さくらちゃんと小狼くんが居る所へ龍王たちが来て

そこで小狼は新種の鬼児と呼ばれる者は

自分の知っている人かもしれないと伝えます。



コミックスでは

店に帰ってすぐに小狼くんが伝えます。



アニメでは

イの一の鬼児と、新種の鬼児について

話し合いがされていますが

コミックスではこの部分はありません。



そして小狼くんは星史郎さんの事をずっと考えている。


さくらは小狼くんが寝てないことに気付き

隠さないで。
自分の気持ち。
もっと心配になるから。


と言う。




小狼くんは昔、さくらに言われた事を思い出している。



包帯を見たら
姫が心配するかと・・・

するよ!
小狼くんが怪我したり痛かったりしたら
心配だよ!
でも、それを隠したり黙ってたりするほうが
もっと心配になるよ・・・




記憶を失ってもさくらは全く変わっていない。

この台詞、なんかわかりますね。



隠したい小狼くんの気持ちも

隠すと余計心配になるさくら姫の気持ちも・・・



そして黒剛と小狼は市役所へ行き

小人の塔の情報をもらい、塔へ行く。



塔でイの一の鬼児の情報と

星史郎さんは干渉者という情報を貰うのだが・・・



店では、さくらちゃんが頑張りすぎて倒れる。

寝ているだけだから心配ないと言うのだが・・・


そしてモコナがファイに言う。



でも、笑ってても違う事考えてる。

モコナ108の秘密技の一つだよ。
淋しい人はわかるの。
ファイも黒剛も、小狼
どこか淋しいの。

でもね、一緒に旅してる間に
その淋しいがちょっとでも減って
さくらみたいな暖かい感じが
ちょっとでも増えたらいいなぁって
モコナ思うの!


モコナは全てお見通し。





そして店には星史郎さんが・・・



そこへ緊急事態発生と告げられて・・・



また飛王(フェイワン)に囚われているのは

誰なのか?


ここではまだ、明かされていません。



なんかすごく次が気になる場所で切ってくれるあたりが

上手いと言いますか・・・


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ツバサ・クロニクル 22 3/3

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うわぁ!



って!
部屋全体が鬼児かよ!



これは?
油?

右手に巻きついたほうを切って下さい!



てやぁ!



来い!






これでよしっと。



ご苦労さま。



それじゃぁ、お店を手伝いますね。



少し休んだほうがいいよ。



一緒に旅しているみんなに
あたし、何も出来ないから。
できる事だけでも頑張りたいんです。
いつか、少しでもつらい事を分けてもらえるように・・・



危ない!

さくら・・・



大丈夫だよ。



う?



ちょっと張り切りすぎちゃったみたいだね。

本当にいい子だね。
さくらちゃん。

他にかまっている暇なんて無いはずのオレが
幸せを願ってしまうくらい。



ファイ・・・






へ・・・



すみません。
黒剛さんばかりに戦わせてしまって。



へっ。
てめぇなんぞに剣を抜かれたら
鬼児と一緒にこっちまであの世行きだぜ。



いくぞ!



慣れて来たみてぇだな。



はい。

少しずつだけども
見えなくても
感じられるようになってきました。

ぁ・・・
行き止まり・・・?



だな。



音が・・・



何か居る。
気を抜くな。



はい。



あ?



あ!
お客様です!
ようこそ!ようこそ!



うぇ!
わぁ!



でか!



ご挨拶が遅れたです!
すももです!



ことこですわ。



久しぶりの来訪者です!
おもてなしするです!



その前にどいてさしあげないと
来訪者は瀕死ですわ。



はい!
すもも、どくです!



うわぁ!



ここに来たという事は
尋ねたい事があるのでしょ?



鬼児を従える者について知りたいんです。



すももはやる事がないので踊るです!



あなたたちがここまで来られたという事は
かなりの実力を持った鬼児狩りであるという事。
よろしいですわ。
お教えしましょう。



ん。



鬼児を従える者とは
公にはされていませんが
それはイの一。
つまり、最強の鬼児の事です。

最強の鬼児は圧倒的な強さと
特殊な能力があります。
そのため他の鬼児たちは従います。
そして、最強の鬼児は唯一
人の姿をしています。



それって
フードをかぶった・・・



違います。



え?!



あなたがおっしゃられたのは
最近、この国に現れた者のことでしょう。
あれは、イの一の鬼とは違います。



でも、鬼児たちはあの人に従っていました。



あれは干渉する者です。
近日、市役所が所在を突き止めて
排除するでしょう。



干渉する者・・・?






ファイ・・・?



ん?
何?



ファイ、前におっきな湖がある国で言ったよね?
笑ったり楽しんだりしたからって
誰も小狼を責めない・・・って。



うん。
それがどうしたの?



ファイの事もね
誰も叱らないよ。

小狼も、さくらも、黒剛も
みーんな!



ぁ!



ぁ?



オレ、いっつも楽しいよ。



でも、笑ってても違う事考えてる。



ぁ・・・

モコナは本当にすごいな。



モコナ108の秘密技の一つだよ。
淋しい人はわかるの。
ファイも黒剛も、小狼
どこか淋しいの。

でもね、一緒に旅してる間に
その淋しいがちょっとでも減って
さくらみたいな暖かい感じが
ちょっとでも増えたらいいなぁって
モコナ思うの!



そうなるといいね。



うふ。






あの二人の言ってる事が正しいのなら
イの一の鬼児と新種の鬼児は
完全に別のもんって事になる。



しかも、新種の鬼児は干渉する者。
つまり
よそから来た存在です。



それじゃぁ、イの1の鬼児ってのは
一体何処に居るんだ?



ぁ!



緊急事態です!



ぇ?






いらっしゃい
まほう〜!



ぁ・・・



すみませ〜ん。
今ちょっとお取り込み中なんですけど〜。



ここに鬼児狩りが居ますね?