闇のパープルアイ 10 感想・原作比較

闇のパープルアイ 10 感想・原作比較



麻衣を黒豹が襲う。

しかし麻衣は豹を撥ね退ける。

黒豹は窓から飛び出していく。

(7巻98〜120ページ)


麻衣たちのバスケを大学部の先輩

高階暁生が見てくれることになる。

麻衣は暁生の臭いが昨日の豹と同じ事に気づく。

(7巻121〜129ページ)


麻衣は暁生の車が

昨日自分を襲った車という事に気づく。

暁生から麻衣は自分が純血種だと言われる。

(7巻130〜147ページ)


麻衣は暁生の車を追いかける。

見知らぬ会社の工場の中に暁生の車は入っていく。

麻衣は不審に思いつつ、慎也に電話をかけ

麻衣も会社の中へ入っていく。

(7巻148〜155ページ)




麻衣・・・

気持ちはわかりますけど

不法侵入で捕らえられても何も言えませんよ・・・




慎也は麻衣を取り戻そうと工場へやってくる。

そこへ工場長の榊が応対する。

慎也は自分が戻らない場合

変身人間のデータを公表する事になっていると

榊を脅す。

(7巻169〜173ページ)


しかし、慎也の台詞は張ったりだと指摘される。

(7巻176〜177ページ)



ドラマでは慎也の台詞が張ったりだと指摘するのは

曽根原ですが

コミックス版では、暁生の台詞になっています。

コミックス版で曽根原が出てくるのはもう少し後なのですが

ドラマ版はこの10話と11話で終わりですから。



変身人間の血をもつ一族が経営している会社だと知らされる。

(7巻184ページ)



麻衣の潜在能力が見せられ

暁生が止めに入るが、暁生も銃で狙われ

慎也と麻衣は工場から逃げ出す。

そこへ暁生も一緒に来る事になる。

(7巻186〜8巻30ページ)


麻衣は自分が純血種と聞きショックを受けている。

(8巻32〜35ページ)


慎也と暁生が短命種について話をするが

麻衣には内緒にして欲しいと慎也は言う。

(8巻55〜56ページ)


麻衣が17年前の事件を調べるシーンはドラマだけのものです。


麻衣は倫子の視線と匂いを感じる。

(8巻65〜70ページ)


麻衣は慎也の気持ちに疑問を持つ。

自分と慎也に血のつながりはないのに愛せるのか?

17年間も既に死んでいる倫子を愛し続けられるのか?

(7巻179〜182ページ、8巻32〜36ページ
 8巻108〜121ページ)



コミックス版では暁生と貢は、親戚であり

暁生と麻衣は従兄弟になるとあるのですが

(8巻36〜37ページ)

ドラマでは触れられていません。



麻衣は倫子の匂いと視線を感じる。

麻衣が車にひかれそうになるのを

慎也がかばい、事故にあう。

(8巻143〜160ページ)



慎也は麻衣に

事故のとき何に気をとられていたのかと聞く。

(8巻167〜169ページ)



慎也は暁生に

人には愛しぬける人が居る

めぐり会うかめぐり合わないかだと言う。

(8巻55ページ、8巻172ページ)



曽根原から麻衣に写真が届けられる。

自分の目で確かめるようにと。

(8巻183〜186ページ)



ドラマでは事故は曽根原が仕組んだようになっているが

コミックス版は事故は曽根原とは無関係らしい。

(8巻162ページ暁生の台詞、
 8巻185ページ曽根原の電話)



麻衣は送られてきた写真の場所に行こうとする。

ドラマでは暁生の運転で指定された建物へ行く。

コミックス版では麻衣一人で行こうとするが

暁生がついてくる。

(8巻186〜9巻60ページ)



麻衣と暁生は豹に変身した倫子に襲われる。

(9巻68〜110ページ)



麻衣は一人で母親に会いに行く。

そして母の姿を見るが・・・

倫子は歳をとっていない。

(9巻111〜139ページ)



麻衣と暁生は倫子を研究施設から連れ出す。

倫子は目覚め、麻衣と親子の再会。

(10巻82〜102ページ)



倫子は早く慎ちゃんに会いたいと言う。

(10巻103ページ)




配役を見て・・・(役者さんとか、全く知らないのですが・・・)

田切貢役の人はまぁ、満足でした。

得体の知れない、危険な香り。

でも惹かれてしまう。

そういうイメージで良かったと思います。

しかし・・・



暁生役の人は・・・


こんな甘い雰囲気の人で・・・

ちょっと私は不満でしたね。

もっとダークなイメージで

年齢の割にはいろいろ人生の暗い影のような物も持っていて



そういうイメージがあるのに、

残念ながら・・・



暁生って、たぶん色々なつらさとかずっと感じていたはず。

でも、役者さんからそういうのが見えなかった。

ただの甘い恋物語ではないこの作品。

麻衣と暁生は17年後の主役なのだから。


それだけが私としては不満でしたね。



あとは、時間などの関係でしょうが

17年後の部分がかなり削られて作られている事。

暁生が命を削りながら変身をしていく。

そして最初の吐血。


吐血の直前、

コミックスでは麻衣が暁生の体臭の変化に気づくのだけど

ドラマではカットされている。



倫子と慎也が主役の前半は良かったけど

17年後はかなり短く編集されている。

これが私は非常に不満です。


曽根原も倫子と海に落ちた時、顔に傷が残っているはずなのに

ドラマではそれがほとんどわからない。

眼鏡をかけているだけで・・・


特殊メークで傷も表現できるはずなのに・・・

その辺りが非常に不満です。



17年後の部分を2話で済ませようという辺りが無理なのかもしれない。

アニメならともかく、ドラマでは・・・



そう思えば、いっそのこと倫子と曽根原が海に落ちた時点で

慎也が警察に一連の事件について話をして

そこで終わりにして欲しかった。

17年後をやるのであれば、最低6話ぐらい時間を取って欲しかった。



これが私の感想です。


ファンとしては

大好きな作品を変に短縮バージョンで作らないで欲しい。

これが素直な感想です。


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