闇のパープルアイ2 感想・原作比較

闇のパープルアイ2 感想・原作比較



クラスメートの会話、そして曽根原先生の挑発的な言葉

プールの授業、曽根原先生にバスケ部の顧問を頼むシーン

バスケ部での緑川さんと慎ちゃんの会話

屋上から飛び降りようとする倫子

共にドラマだけのものです。


倫子の味覚に変化が起きている。

これはコミックス版のとおりです。

1巻93〜95ページ。

そしてコミックス版ではこの時に出版社に勤める父親から

曽根原教授の話を聞かされます。


テレビ版ではこの時は食事の話だけで終わっています。


テレビ版ではこの時にゼラニウムの話が出てきますが

コミックス版では特に説明はありません。


田切さんが曽根原教授が自殺したという新聞記事を持って

曽根原に警告に来る場面もドラマだけのものです。



倫子が学校に忍び込み、曽根原に拉致される場面はコミックス版と同じです。
1巻96〜103ページ。


しかし曽根原が倫子に猫缶を勧めるシーンはドラマだけのものです。


倫子が逃げ出し、コミックス版では用務員室へ

ドラマでは警備員室へ逃げ込むのですが

そこに居る男性が曽根原の手先だった事は両方とも共通です。


この時、曽根原が倫子にしたこと。

1、電気ショック(コミックス、ドラマ共通)

2、採血(コミックス、ドラマ共通)

その次に


コミックス版では倫子の手足を縛り、プールに入れる。

倫子はこの時用務員さんを殺害。

1巻120〜129ページ。


ドラマ版では屋上から突き落とし、

曽根原は倫子の変身シーンのテープを手に入れるが

警備員を倫子が殺害。


コミックス版で曽根原が倫子の変身テープを手に入れるのは

妹の舞子が曽根原に殺され、その怒りで倫子は変身。

それを曽根原自身が撮影する。

2巻11〜29ページ。



コミックス版では倫子が曽根原に捕らえられていた時間は3日間。

1巻117ページ。


ドラマでは1日捕らえられ、1日は学校を休む。

学校を休んだ時間は2日間。


ドラマでクラスメートの会話があるがこではドラマだけの物。

しかし、彼女たちの会話で倫子が学校を休んだ時間がわかる。


水島慎也が倫子の変身を知るのは

ドラマでは、この時に曽根原からビデオを見せられるため。


コミックス版では舞子が死んでから

曽根原にビデオを見せられる。

なぜなら曽根原がビデオを撮影するのが舞子の死の直後だから。



コミックス版では倫子が先に自分の変身シーンを見せられる。

2巻87ページ。



コミックス版では曽根原はビデオのコピーを複数用意している。

2巻89ページ。

ドラマ版ではビデオは1本だけらしい。



慎也が倫子の本当の事を知るのは

コミックス版では倫子がビデオを見せられている最中。

2巻91ページ。



ドラマ版では曽根原の使っている理科準備室で見せられる。



ドラマ版では倫子の父がなぜゼラニウムを育てるようになったのか

話される。

倫子の母親の様子も。


コミックス版では記述なし。

コミックス版で倫子の母親について話されるのは

倫子の口から早死にしたという部分だけ。

4巻116〜118ページ。


慎也が倫子に薬を飲ませる部分は

コミックス版では2巻119ページ〜142ページ。

これは曽根原の別荘で。


ドラマでは慎也の部屋で飲み物に混ぜて飲まされる。


田切さんが再度、曽根原に警告に来る。

この部分はコミックス版には無し。

ただ、類似の言葉で曽根原を脅しに来るシーンは

3巻34〜38ページ。


慎也がビデオを曽根原から奪い、倫子に2回目の愛の告白

これはコミックス版のとおりです。

3巻12〜22ページ。



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ここでも、世間に曽根原からストーカー(嫌がらせ?)

を受けて今後起こる事件に関して止めようというチャンスは・・・


倫子と慎也には無いと思います。



ただ、コミックス版では後で出てくるのですが

既に小田切貢が動いている。


警察へも働きかけている。



だけど、警察は豹の捕獲のほうが忙しい?


倫子をめぐる事件をストップさせるのは無理のようです。


(もっとも、ストーリーを楽しむためにはここで終わってはつまらないのですが)


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