イリヤの空、UFOの夏2 感想・原作比較

イリヤの空、UFOの夏2 感想・原作比較




小説版1巻のラブレター、そして2巻の最初まで入っている

正しい原チャリの盗み方

までがアニメの2話と対応しています。



アニメ化するにあたりラブレターの部分は

原作と話が前後しています。


浅羽が下駄箱の中の封筒を見て勘違い(?)して

開いてみたら入部届け。

でも、入部理由に・・・


しかし、これは立派なラブレターと見ても良いのでは?



イリヤに関していろいろ他の方が書いたブログなどを読んでみました。

この作品に関しては賛否両論というか・・・

批判(?)的に見られた記事を多く目にしました。



アニメにまとめるのも難しいのだと思います。


1話で印象的なイリヤの台詞は


うるさい。
あっち行け。


この一言で、クラスからはかなり冷たい視線を受ける結果になりますが

私としては言い方が悪いにしても

イリヤの気持ちは非常によくわかります。

クラスの女子に対して、おまえども!うるさい!

あれだけ取り囲まれて根掘り葉掘り聞かれたら・・・


そして・・・シェルターの中での台詞。


本当の・・・空襲だったら・・・良かったのに。
みんな死んじゃえば良かったのに。
負けちゃえば、良かったのに。


普通に考えたら、何てこと言うんだ!

になる台詞ですけど、最前線で戦っているイリヤの立場では・・・

しかし、この時点では

アニメしか知らない人にとってはなぜ彼女がこの台詞を言うのかわからない。


アニメを見ただけの感覚としては

イリヤは謎の多い少女。

浅羽は普通のちょっと頼りない男の子。
でも、言う時は(滅多に無いが)きっちり言う。


これを書きたかったのかな?

そのように感じます。

浅羽の扱いが中途半端なんて意見も読みましたけど
普通の中学生なんて・・・あんな物だと思います。


毎日なーんとなく生きていて・・・

でも、時々大人びてみたり・・・


第2話では映画館でのデート。

影の薄い・・・とも思えるイリヤ

発信機に気づき、浅羽をトイレで身体検査。


この時のイリヤはまるで別人。

発信機を処分し、監視の目を振り切り

原チャリ盗んで逃走。


榎本の台詞からわかるのですが

野郎ども、始めるぞ。
万が一 見失っても浅羽の虫には絶対信号飛ばすな。
伊里野に一発で見抜かれるぞ。


イリヤは兵士として優秀?


そして公園で浅羽に、誰にも話さないで。

と前置きして話す話。


普段、イリヤはほとんど話をしなくて無表情なのに

この時は初めての長い台詞。

これだけ話すイリヤは最初で最後。


無表情なのも、寡黙なのもイリヤが兵士だから。

そう考えれば納得なのです。


でも、アニメにまとめる時にかなり苦労したのでは???



いくら架空の・・・


といっても、原作を知らない人にアニメで表現する。

しかも絵は動いていく・・・


これから3話、学園祭になりますが、ますます厳しい・・・事態に・・・





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